自作PC⑥冷却ってどこまで必要?

自作PCでもノートパソコンでも、どこまで冷やすべきなんだろう、また、どこまで温度が上がるとパソコンは壊れるんだろうと考えたことはないですか?

どこまで冷やすべきか、どの温度まで大丈夫か、については各パーツごとに最適な温度というものがあるので、その温度内で収まっていれば特に問題ないです。

よくファンが凄い勢いで回りだして、回転音もうるさく、パソコンが壊れるのではないかと勘違いする方もおられますが、まったく問題ありません。

回転音で判断するのではなく、実際の温度で確認しましょう。

回転音がうるさいのは、ファンが小さすぎる or 質が悪いもののどちらかです。

ノートパソコンやスリムタワーPCなどでよくある光景です。

今のパソコンは基本的にすぐに壊れる温度にはならないように作られているので安心してください。

最適な温度以下であったり、以上である状態が長く続けば、すぐには壊れませんが、そのパーツであったり、周辺のパーツを巻き込んで、寿命が短くなってしまいます。

なぜすぐに壊れる温度にならないのかというと、安全装置が入っているからです。

例えば、CPUは、温度が上昇しすぎて、冷却が間に合わないとなった場合は、安全装置が働いて、わざと性能を落として、温度が上がらないようにしています。

だから、ヘビーユーザーは性能を落とされたら困るということで、巨大なCPUクーラーや水冷を買うようになるのです。

さらに性能を落としても冷却が間に合わないとなった場合は、最終手段として電源が落ちる仕組みです。

ですので、初心者が自作PCを組んだとしても、普通に組んでいる限り、すぐに壊れることはほぼないでしょう。

すぐに壊す可能性があるのは、安全装置の機能を自分で外すようなことができる人だけなのでそこは安心してください。

 

今回のポイントは、「すぐには壊れない」になります。

「すぐには壊れないが、最適な温度が守られていないと、寿命が短くなる」んです。

意外とノートPCやメーカー製PC、BTOは守られていません。

 

そこが、私の自作パソコンを作る理由にもなっています。

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