Androidスマホを利用していて、設定から無効にできないアプリを強制的に無効にする方法を紹介します。通常、メーカーのプリインストールアプリは、システムアプリとしてインストールされているため、アンインストールや無効化できないようになっています。
今回は、パソコンからadbコマンドを使い、無効化する方法を紹介します。
無効化はroot権限は不要のため、ほぼ全てのAndroid端末で行うことが可能です。
メリット
・メモリの消費を抑えることができる
・挙動が怪しいプリインストールアプリも無効にできるため、セキュリティ向上を図れる。
(中華製スマホ、タブレットなどにも有効)
・子供用スマホで子供に使わせたくないアプリが消せない場合でも無効にすることができる。
・ファイルを開くときの関連付けから特定のアプリを消すことができるため、誤って選択することがなくなる
デメリット
・本来の端末設定で設定できない部分を触るため、Android OSを正常に起動できなくなる恐れがある。自己責任で操作をお願いします。(スマホのシステムに関わるアプリを無効にしなければほぼ問題はありません。)
手順
以下、Android端末での操作
1、Android端末の開発者オプションを有効にする(初回のみ)
設定→端末情報(端末によって異なる)→ビルド番号を数回タップ
設定→その他の設定orシステムに「開発者オプション」が表示される
2、USBデバッグをオンにする
3、無効化したいパッケージ名を調べる(例:youtubeだと[com.google.android.youtube])
4、パソコンとUSB端末をUSBで接続
以下、パソコンで(コマンドプロンプト or power shell、もしくはターミナル操作)
4、adb shell で接続デバイスが認識しているかを確認
5、確認後、 adb shell pm disable-user –user 0[パッケージ名] を実行
(例:youtubeだと [adb shell pm disable-user –user 0 com.google.android.youtube])
6、android端末、本体でアプリ一覧から無効になっていることを確認
↓adbコマンドは、標準では使えないため、以下インストールが必要(windows、mac、linux対応)

↓android本体でパッケージ名を調べるときに使えるソフト(android用アプリ)

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