パソコン初心者の方にとって、macを買えばいいのか、それともwindowsを買えばいいのか迷ったことはないでしょうか?
周りは、macを使ってるから自分もmacを買おう。などそういった基準で購入するOSを決めることもあるかと思いますが、ここでは、自作経験者の視点で解説していきます。

パソコンのOSってたくさんあるようなんですが、
結局、どれを選べばいいのでしょうか?

それぞれに良さがあるのですが、答えは、Windowsになります。
その理由について今から解説していきましょう!
なぜ、Windowsなのか
理由は、世界で一番シェアを持っているOSがWindowsだからです。
シェアを持っているということは、世界中の一般大衆向けのアプリはwindowsをベースに作られているので、他のOSでは利用できません。
このことから、Windowsを必ず一台持っていることを前提として、他のOSのパソコンを用意しなければ、自分の使いたいアプリが動かないといった自体が発生してしまうのです。
以降は、それぞれのOSの特徴を解説していきます。
Windowsについて

Windowsは世界で一般的に使われているOSです。価格はhome版で20,000円になります。
シェアが高いOSになるため、アプリケーション不足で困ることはほぼありません。
シェアが高いということは、
①どの家電量販店で取り扱いがある → 一般消費者にとって手に入りやすい
②圧倒的なシェア → 大衆向けにアプリケーションが開発されるため、有料、無料に限らずアプリケーションの数が豊富(アプリ不足で困ることはほぼ無い)
③取り扱いメーカーが多い → 同じWindows搭載パソコンの中で価格競争が起きやすい
また、ゲームをする人はWindowsしか選択肢がありません。ゲームは、自作パソコンでないと、パソコンの性能条件を満たせないことが多く、そもそものゲームはWindows向けにしか作られていないからです。
動画編集をする人も、パソコンの性能が必要なので、コストパフォーマンスを考えると、自作できるWindowsしか選択肢はありません。払うお金は惜しまない場合は、Macでも問題ありませんが、パソコンパーツの性能には期限があります。その時点では、高性能であっても、時間が経てば、低性能にもなります。その場合、Macはパソコンまるごと買い替えになり、パーツ単位での売却もできず、次の買い替えの予算に当てづらい点が難点です。
自作パソコンであれば、パソコン全体ではなく、パーツごとに売却できるので、高性能を維持しやすい面があります。
そのため、自由にパーツ交換できる自作パソコンにWindowsを入れて使うのが無難かと思います。
Macについて

Macは、WindowsのようにOS単体での販売はなく、パソコン本体とのセット販売です。
また、販売もAppleのみで、販売価格は厳重に固定されています。
MacはUnixベースで、プログラミングに向いているので、クリエイターの利用が多いOSです。
または「デザインが好き」、「普段iPhoneを使っているから」、「apple製品が好き」だから使っているという方が多いのではないでしょうか?
ローカルで作業する場合でも、最近はWindowsでも、Windows Subsystem for Linux (WSL) があるので、Winodowsでもプログラミングはできるので、無理にmacに拘らなくても大丈夫です。
Macは、Macでしかできないこと(アプリ利用も含む)がある人だけ使えばいい、と個人的には思っていて、一般の方がMacを使うと、Windowsだと存在するアプリケーションやサービスがMacでは使えなかったりと不便が多いのではないかなと思います。
また、Macは基本的に自作パソコンで作ることができなく、またApple一社からしか販売していない商品のため、価格競争も起きず、コストパフォーマンスが非常に悪いです。
Macが必要になった場合でも、最低限の性能の物を購入し、高性能なパソコンが必要になる動画編集などの作業を行う場合は、macを購入するのではなく、windowsで自作したほうが無難です。
Linuxについて
このOSは、プログラミングやサーバー等での利用が多いOSで、一般の方はほぼ利用することはありません。
ゲームは動かず、Mac同様Windowsにはあるようなアプリケーションも動作しません。
OSが無料というところが大きなメリットで、インターネットからダウンロードして個人でもサーバーを建てるのに費用がかかりません。(パソコン本体、電気代は除く)
Mac同様、一般の方がLinuxを使うと、Windowsだと存在するアプリケーションやサービスがLinuxでは使えなかったりと不便が多いのではないかなと思います。もしかすると、Mac以上に不便に感じるかもしれません。
また、Macが高くて購入できないという方も、Windowsの仮想環境でこのLinuxを入れれば、今あるパソコンでプログラミングの環境構築ができるので、お金をかけずに済みます。
Debin系やRed Hat系といったさまざまなディストリビューションが存在しますが、今、多くのシェアを持っているのは、Debian系のUbuntuになります。
まとめ
1台目は、まずWindowsを購入した方がアプリで困ることはないでしょう。
デザインがおしゃれだからmacを買うなど、実際の利用用途を考えず、選ぶことはやめておきましょう。
もちろん、macで動くアプリ、機能のみを利用するなど、用途が決まっている場合は、最初からmacを選んでも間違いないと思います。
用途が決まっていない段階や、とりあえずパソコンが欲しいといった理由のみであれば、windowsが無難でしょう。
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