約2万円で手に入り、簡単にVPNやファイルサーバーを立てることのできるNAS。
WordPressのブログも立ち上げることができたり、アプリも意外と充実していて、初めてファイルサーバーを立ててみたいという方には、非常におすすめの機種となっています。

NASって初心者でも簡単にサーバーを立てられそうですよね。
どれを買えばいいんでしょうか?

「QNAP」や「Synology」というメーカーのNASがおすすめです。
バッファローなどのNASもありますが、目的のアプリが入れられなかったりと自由度が低いため、日本メーカーはおすすめできません。


価格で見ると、synologyの方がコストパフォーマンスも良いので、初心者におすすめです。
NASのメリット、デメリット
メリット
・OSはLinuxベース
・さまざまなアプリが用意されている
・ハードディスクは2台まで搭載可能
・消費電力が低い
デメリット
・Linuxのアプリは入れられない
・OSを複数入れる事はできない(仮想化は不可能)
・性能が低い
・拡張性は低い
・負荷がかかると、転送速度が低下する
NASの向き、不向きについて
向いている場合
・一人で利用する場合
・特定の機能だけを利用する(ファイルサーバーの機能のみ、VPNの機能のみ)
向いていない場合
・複数人で利用する
・大きなデータを転送する可能性がある
・同時に使うアプリが多い(複数の機能を使いたい)
・処理速度や拡張性がほしい

こういったデメリットや、向いていない環境については、上位モデルのNASを購入することによってある程度、解決できます。
しかし、上位モデルは高価なため、自作した方がさらに良いものを安く手に入れることができるでしょう。
自作NAS用のOS

普通のパソコンにNAS用のOSを入れる場合、以下のようなものがあります。
CentOSなど入れて使う方法もありますが、難しい設定が不要になるのが、NAS用のOSのメリットです。
openmediavault (Debian系)
Rockstor (CentOS系)

どちらがおすすめですか?

安定性重視であれば、Rockstorになります。
しかし、Rockstorは、サブスクリプション(月額課金モデル)となります。

それなら、普通のパソコンでNASのように使いたい場合は、
普通のLinuxOSを入れて、サーバーとして使うのが良さそうですね。
手間と時間をかけて設定するか、毎月お金を払って解決するかになりそうですね。
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